後発医薬品カルバトール.NAVI

脳葉に生じる前頭葉てんかんに治療薬のカルバトール

てんかんは、人口の約1%が発症する頻度の高い神経疾患であり、てんかんの多くは現在も根本的な治療法は確立されておらず、カルバトールなどの抗てんかん薬による対症療法が行われています。
部分発作には、カルバマゼピンを主成分とするテグレトールやカルバトール、全般発作にはバルプロ酸ナトリウムやトピラマートなどが処方されています。
てんかんは、原因により特発性てんかんと症候性てんかんに分類され、大脳のニューロンの過剰な放電に由来する反復性の発作が生じる脳のてんかん焦点の部位により部分発作と脳全体で発作が引き起こされる全般発作に細分化されています。
特発性てんかんは、原因不明のてんかんであり、てんかんに遺伝性は無いと考えられていますが、現在ではてんかんが多要因遺伝形式であり、常染色体優性夜間前頭葉てんかんや早期ミオクロニー脳症など一部のてんかんの発病に遺伝性が認められています。
症候性てんかんは、アルツハイマーや脳血管疾患などの脳の損傷や障害により発症するてんかんです。
部分てんかんには、側頭葉てんかん、前頭葉てんかん、頭頂葉てんかん、後頭葉てんかん、コシェフニコフ症候群などの種類があります。
前頭葉てんかんは、脳葉の内側に焦点があると頭や眼球などが焦点と逆の方向に引っ張られ捻れる向反発作症状を起こし、脳葉の表面に焦点があると全身痙攣を起こすなど焦点の位置により発作症状が異なります。
前頭葉てんかんは、発作が1分から数分続く側頭葉てんかんに比べて1回の発作の持続時間は30秒以下と短いのですが、1日の発作の回数が非常に多く数回から数百回以上の発作を引き起こすケースあります。
前頭葉てんかんの治療は、基本的にカルバトールなどの薬物治療を最大限行ない、抗てんかん薬の効果が期待出来ない場合に手術が行われます。